にほん海シアター2024を終えて

2024年9月14日〜16日の3日間にわたって開催された「にほん海シアター」

我々学生も張り切って総勢25名活動してきました!

1.にほん海シアターとは

〜町が浮かれる、海辺の映画館〜

人口10000人のまちの、古びた漁師町。そこの古い古い漁港が3日間映画館に。

おそらく日本で一番海に近い映画館。

こんな場所で映画に浸る。

そんなお祭りです。

今年で4回目となる「にほん海シアター」地元の方々のコラボ開催、ミュージシャンを集めての演奏会。

かなり寂れた、半分屋外みたいな、でもちゃんと映画館、でコンテンツは盛りだくさんでした。

2.雰囲気どんな感じ?

我々学生は基本的にはこちらの総合受付でチケットの販売、会場整備、いろんな機材の運搬など、シアターを運営する上での重要な任務に当たっていました!

受付ガールズ
重いもの運んだ後のこの海。
漁師さんに船乗せてもらい、歩くと遠い道をショートカット。

3.学生オリジナル企画

今回のにほん海シアターから、学生のオリジナル企画が始動!

今年の春に行われた、「Team M CAMP」(詳細はこちら)で、

今年から実現できそう!となったものを中心に早速実践。

「漁師小屋蚤の市」「短編映画祭」「漁師スナック」の3つ。

漁師小屋蚤の市

大学2年生の仲良し女子2人組が考えた,

使われていない空き家を減らすべく考えたプロジェクト。

使われていないが、漁師小屋だったというバックグラウンドを活かし、再利用を促すため、

まずは海に近く、現在も漁師さんたちが作業で使用している作業小屋をお借りしました。

借りるための交渉も行い、散々断られましたが、苦難を乗り越え、ようやく貸していただけることに。

そして次なる試練は、「出店者探し」

「福井県高浜町で開催するのですが」

「え、どこそれ」「どれくらいお客さん来るの」「遠いなぁ」

なんて断られ続け、根強く交渉し、なんとかいくつかのお店に出店していただきました。

彼女たちは、高浜町での蚤の市をより大きく、全国から人が集まるようにし、来場した方々に高浜町の魅力を知ってもらうこと。いずれは高浜町のこんなイケてる小屋使いたい!という人が出てくるはず。

そして、地方の課題である「空き家問題」を解決してやろうじゃないか!

そんな意気込みで頑張ってます。

短編映画祭

この企画もまた別な大学2年生の子が考えました。

「私映画好きなんですよね」から始まったこの企画。

全国にご当地映画祭はあるものの、高浜には当然なかったので持ち込んでみました。

これまた審査員探し、映画祭の出品者探しに一苦労かと思っていたのです。

審査員の方々はいろいろあって、すぐに紹介していただき、そちらの方々も快く引き受けてくださいました。

審査員は地域情報誌「月刊ウララ」の元編集長で、ご自身でも映画の制作、そして数々の映画祭にも関わっておられる
宮田耕輔さん。

そして、和歌山大学観光学部教授、ご自身も街を舞台とした短編映画を監督、脚本として製作しておられ、観光映画の専門家である木川剛志さん。

こちらの2名に審査委員をしていただきました。

肝心の応募作品はあったのかといいますと、

審査員の方々が作品の応募を呼びかけていただき、約40作品もの短編映画が集まりました!

ノミネート作品は実際に公開し、大盛り上がり。

受賞された監督の方々も何名か高浜まで足を運んでいただきました。

漁師スナック

この「漁師スナック」ののれん、どこで買ったの?

高浜を鍋で盛り上げる。

若者のサカナ離れ、漁業従事者の後継者不足、その他漁業が抱える多くの問題を、鍋で解決しようというプロジェクトの途中の過程で生まれた企画。鍋企画の詳細は後ほど。

漁師さんってかなり酒飲みのイメージもあり、スナックとの相性はバッチリ。

大学生と漁師さんで切り盛りしたスナック。

漁師さんには大変お世話になり、漁師さんがお裾分けしてくださった超新鮮な魚介類をお客さんに食べてもらいました。なんとこちらのスナック、イベント3日間で売り上げナンバーワン。

この企画の裏話も後ほど書いてみます。

4.その他いろいろ写真

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